税込み86円で、スモールサイズのホットコーヒーを提供しているミニストップ。原材料と製法にこだわった渾身の傑作!「高級なアラビカ豆に、キリマンジャロをブレンド」とあります。芳醇な香りが特徴のキリマンジャロ豆に、各生産国の輸出格付けにおける最高等級のアラビカ豆をブレンドしているそうです。
コーヒーには、アラビカ種・ロブスタ種・リベリカ種の3種類があって、アラビカ種とロブスタ種の2種が多く流通しているそうです。風味に優れるが育成が難しく高価なアラビカ種。酸味がほとんどなくて苦くて渋いけど耐病性に優れたロブスタ種。「アラビカ100%」とは、通常のもの(ロブスタ種を使ったもの)より品質が高いですよ!とアピールしています(キリマンジャロはアラビカ種の仲間です)。
かすかに酸味があって、温かく、普通に美味しいです。ミニストップ名物の「100円おにぎり」とも相性がよさそう。一緒に購入しても、100円と80円で、税込みでも200円に届きません。ランチと夕食の間の「中食」用としても、十分にアピールできる手軽さを感じます。
ミニストップは、コンビニ売上ランキングでは、セブン、ローソン、ファミリーマートに次ぐ4位です。キッチンを併設した店内調理設備、濃厚で美味しいアイスクリームを座って食べるイスなど、早い時期から手掛けていますが、最近の主要コンビニのイートインコーナーの充実(無料Wi-Fi、充電プラグ等)には、出遅れている感じがあります。
ミニストップは全国で約2,000店舗なのに対して、セブンイレブンはほぼ10倍の約20,000店舗。いろいろなコンビニが切磋琢磨しながら頑張ってもらったほうが、選択の幅が広がって良いと思います。少数派コンビニならではの、何か斬新なサービスを打ち出しながら、頑張ってもらいたいです。