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烏金(からすがね)西條奈加 ライトに楽しめる、江戸の金貸しの話 

有り体に表現すれば、江戸時代の金貸しの話だ。烏金(からすがね)といえば、朝に借りて夕方にカラスがカーと鳴く頃には返すという借金。金利は高いが、身代も取られない。その日の生活さえ困る人々は、例えば朝に仕入れて昼に売り、夜には返済する...
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鬼平犯科帳 8 がんばれ!愛すべき剣友・三馬之助

夏も終わりかける9月初旬に、嫁さんと二人で、北鎌倉の円覚寺を参拝した。紅葉にはまだ少し早い季節。セミの鳴き声に残暑を感じつつ、草むらからは虫の声の聞こえてくる。過ごしやすい季節。禅の心「ほどほどがいい」という言葉が馴染みます。 ...
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鬼平犯科帳 7 「剣客商売」小兵衛登場?

個人的には「はさみ撃ち」が一番の傑作だと思う。引退した大盗賊、万屋小兵衛老人は、「剣客商売」から出てきたかのようだ。長谷川平蔵との、夢の共演といってよい。鬼平も「ああいうのが、真の大盗賊というものだ」と褒めている。何だか嬉しくなっ...
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「バッタを倒しにアフリカへ」研究への情熱を感じます

バッタ研究者である、前野ウルド浩太郎さんの作品です。バッタ研究を志して、単身で西アフリカのモーリタニアへ渡った著者の、研究を続けるための活動日誌が生き生きと描かれています。 食糧危機に直結するバッタ問題を解決しよう、といった...
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派遣添乗員ヘトヘト日記(梅村達) 痛快なコラム集! 読み返す価値あり

本書は、66歳を迎えたツアー添乗員(本職はライター)による、派遣添乗員の業務のに日常を綴ったコラム集です。「添乗員自身がなげく日雇い派遣、ほとんど憂鬱、ときどき喜び、生活と痛みのドキュメント」という説明のとおり、面白い内容で文体も...
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すごい弁当力!(佐藤剛史)「弁当作りが上手になる本では、ありません」

最近、嫁さんが、私の毎日のお弁当を作ってくれるようになった。長男が高校に入学し、毎日お弁当(かなり大きめだ)を持たせる必要が出てきたこと等の背景もあるけれど、とても助かっている。毎日のお弁当が楽しみになった。以前は自分で作るので、...
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任侠浴場(今野敏) 銭湯はオンとオフの切り替え

お馴染みの任侠シリーズ第四弾。任侠道を大事にする小規模暴力団?である我らが阿岐本組は、今回は、銭湯の再建を手掛けるようだ。 テレワークが日常となり、仕事と家庭、オンとオフとの区別が難しくなってきた。今までは、満員電車に揺られ...
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知らないと恥をかく世界の大問題11 グローバリズムのその先(池上彰)

二極化する世界、深刻化する世界の大問題。ポスト・コロナに世界は、どう備えるか?お馴染みシリーズの11段は、コロナ禍、イギリスのEU脱退、トランプ再選予想、など、今を時めく?ニュースが分かりやすく解説されている。 香港を巡る情...
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中国の行動原理 国内潮流が決める国際関係(益尾 知佐子)

難しそうな本書を手に取ったきっかけは、会社の同僚からの推薦だった。彼は中国の大学で公共政策を学び、今でも色々なメディアに積極的に寄稿している。そんな彼から「これはすごく面白いですよ」と言われて、さっそく図書館で予約したが(セコイ)...
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千代田図書館 アヒルじゃないよ!

静かに本を読むには、最適な環境だ。千代田区の千代田図書館は、千代田区役所などが集まるビルの中にある。9階の窓からは、緑に囲まれた北の丸公園や、皇居の外堀が見下ろせる。館内は撮影禁止なので、詳細はホームページをご覧下さい。 コ...
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