焼酎甲類 ガーッと飲んで、とっとと寝よう

ディスカウントショップや、スーパー河内屋など、必ず置いてあるお酒といえば、焼酎甲類の大きなボトルである。原材料、サトウキビ糖蜜。この武骨な大きさのペットボトルは、「酔っ払う」という究極的な目的に真摯に向かい合っているような商品であり、その不器用さが全国の紳士(オッサン)たちの心を鷲掴みにしている。

アサヒビールの「大五郎」に、宝酒造の「宝焼酎」、サントリーの「大樹氷」。セブンイレブンのセブンプレミアムから、このトップバリューブランドまで。2.7リットルから4.0リットル。コストパフォーマンスは抜群だ。

焼酎乙類といえば、原材料選びから、職人による仕込みの技まで、美味しいお酒を作るためには、とにかく手間がかかる。その点、焼酎甲類は、蒸留方法の違いから人の手が加わる工程が少ないので、人件費も抑えられるそうだ。乙類に比べて生産効率がいい。

自宅でのテレワークが中心となり、何となくオンとオフの切り替えが難しくなってきた。仕事が終わったら銭湯に入って、ガーッとお酒を飲んで酔っ払ってとっとと寝てしまい、翌朝にシャッキリと起きるのが、健全な人生には良いような気がする。

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