チラノ シラー 2018

Chilano、SYRAHという、チリ産の赤ワインである。ドンキで398円くらいだったことは蛇足的な情報である。「綺麗なルビー色、熟したプラムやスパイス、アメリカンオーク熟成によるチョコレートやヴァニラの香りを楽しめます。パスタやカレーと相性が良いです。」ペンギンが酔っ払ったようなノリノリの格好をしているけれど、さほど深い意味はない。

ちなみに、シラーとはワイン用のぶどうの品種のひとつで、フランスのローヌ地方というところが有名で、フランスワインの代表的な果実であり、男性的な力強さとコクのあるワインが作られるそうだ。パッケージにはWine of Chileとあり、Vintage Collectionともある。期待値が上昇する。

キャップが、カリリとひねって回して開封できるタイプであるのは良い。本格的なコルクだと栓抜きが面倒である。そこが良いのかもしれないけど。なんとなくドン・キホーテの買い入れ部門が日本仕様に作製したのではないか、という邪推も禁じ得ない。

香りは良い。ぶどうの香り。ちょっと呑んでみると…。うん!まあ、悪くはない。あれ、普通に美味しいではないか。少し渋い感じもするけど、決して悪くはない。飛行機の中で無料ワインの一つとして提供されても文句が出ない、というくらいの味わいがある。低価格のチリ産のワインとしては、十分に合格点を差し上げたい。星でいえばコストパフォーマンスも含めて3.5以上は確定である。

なんとなく、甘い国産ワインと個人的にブレンドするともっと美味しくなるような気もする。それはまた、別の機会に。

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