【八王子市】高尾山温泉 極楽湯 登山の疲れを癒やします

ゴールデンウィーク10連休の最終日。「せっかくだからゆっくり過ごしたい」派と、「最後まで十分に楽しみたい」派に、議論が分かれるところだ。折衷案として「ゆっくりと楽しみたい」に行き着いたならば、高尾山温泉極楽湯は、新宿から京王線で1時間程度で到達できる、ちょうど良い場所にある。

高尾山の登山者の朝は早い。混雑する前に降りてこないと、人々の大渋滞に巻き込まれてしまう。私たち家族は朝の8時頃に高尾山口駅へ到着、1時間程度で頂上へ到達し、リフトで戻ってきたのが11時頃だった。この時間であれば、帰宅してからも、休日はまだ残っている。

高尾山温泉極楽湯は2015年にオープンした、日帰り温泉というか、スパ施設のような所だ。京王電鉄が運営していて、京王線の高尾山口駅と直結している。温泉の湯質は透明で、お肌がツルツルになる様な感じがする。

露天風呂の湯船が種類豊富だ。炭酸温泉、岩風呂、檜風呂、座り風呂、熱風呂など。熱風呂は42度くらいで、ちょうどいい。台東区の銭湯(グラグラ湯だっている)と比べれば、温水プールみたいなものだ。高尾山を囲む山並みが露天風呂から望める。カエデの木が露天風呂のあちこちに植えてある。紅葉の秋には綺麗に染まるのだろう。

温まった体のままで、帰りの京王線に乗る。まだ午前中で、新宿方面行きの車内は、空いている。高尾山名物の、紅葉せんべい(瓦せんべい)をたべながら、車窓を流れていく山々の景色をゆっくりと目で追うのも、ゴールデンウィークの最終日の過ごし方としては、なかなか良いものだ。

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