【青森県青森市】青森まちなかおんせん!お得な朝食付きプランも【2019青函旅-01】

2019年12月末の2日間、青森と函館の「自選七大温泉」を巡った記録と、安価で美味しい地元?のお酒をいくつか紹介していきます。

上野発の夜行列車降りたときから、青森駅は雪の中…。石川さゆりの「津軽海峡・冬景色」、2019年の紅白歌合戦でも歌われていました。当初は、 青春18きっぷによる「津軽海峡・冬景色の旅」を計画していました。上野発の夜行列車ではなく始発電車に乗れば、夜の11時に青森駅に到着できます。若い頃には挑戦したこともあり、真っ暗な青森駅、当時は西口(住宅街のほう)の方へ出て、「何もない駅だなあ」という印象だけを持っていました。(青森駅の繁華街は東口のほうでした。。)

さて、今回は夜行バスです。バスタ新宿発の、夜行バスを降りたときから〜、青森駅は…ええ、本当に、雪の中でした。しかも結構な吹雪。現地タクシーのおじさんも「今朝から急に降ってきた」とのこと。

当初の旅程案では、青森魚菜センターで名物「のっけ丼」を朝食にし、三内温泉に向かう目論見でしたが、予想以上に寒く、そもそも私はあまりにも海鮮丼が好きではないことや(失礼)、一刻も早くお湯に入りたくなり、駅から徒歩数分の「青森まちなか温泉」へと向かいました。

青森まちなか温泉。なんと、バイキング形式の朝食、温泉の入浴も付いて、1,000円でした。食堂「ふる河亭」で朝ごはんを食べてから、大浴場へと向かいます。ここ青森まちなか温泉は、青森センターホテルと直結していて、宿泊客は無料で温泉を楽しめます。外があまりにも寒いので、この中だけで雪国旅行が完結してしまいそうです。

大浴場はとても広くて、温泉が使われています。無色透明で、あまり温泉感は強くなく、私の地元の方の「東京健康センターまねきの湯」を思い出しましたが、寒さに凍える体を温めるには、とても素晴らしい湯加減でした。露天風呂もあります。周りの景色は見えないけれど、白い空から雪が舞い落ちる風情が楽しめました。

年末といえど、平日の早朝ということもあり、比較的空いていました。大きな湯船では、津軽弁のおじいさんが、まるでタコにはちまき(すみません)、といった雰囲気で入ってきて、ゆでダコのような(すみません)満面の笑顔で、何やらお話をされていたが、まったく聞か取れませんでした。津軽弁の、暖かな雰囲気だけは、伝わってきました。

館内には、理髪店、マッサージコーナー、お土産コーナーなどがあります。階段の踊り場では、歴代の青函連絡船の写真家飾ってあり、写真に写っている周囲の建物の状況から、当時の青森の風景も忍ばれます。ゴロンと横になれる休憩コーナーも。夜行バスの疲れがあり、ここでゴロンとなったら、一日が終わってしまいそうです。気を取り直して、青森の日帰り温泉巡りを始めます。

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