錦糸町駅前。楽天地というのは、錦糸町の駅前に、随分と昔からある映画館コーナーである。サウナなどもあり、錦糸町ならではの歓楽街を形成している。第二次世界大戦の、東京大空襲では、随分と被害にあったようだが、その頃から、映画館の集積地として栄えていたようだ。
今となっては、錦糸町駅北口に、オリナスショッピングモールが新たに創設されたので、どちらかというと、ランチもフードコートで楽しめるオリナスの映画館の方へ行くことが多いのだが、今回の映画「海獣の子ども」は、楽天地のほうで上映されていた。
事前にインターネットでチケットを購入できて、座席も予約できるのは、とても便利になった。並ばなくてもよいのは、とにかく良い。時間に余裕を持ちながら、ロビーの売店でアイスコーヒーやポップコーンを購入できる。
ただし、このポップコーンとソフトドリンクが、結構なお値段になってしまう。外部のコンビニで買ったほうが安い。なんならドン・キホーテでまとめ買いするべきかも知れない。楽天地は、良いけれど、高いのだ。
その点、タワーホール船堀のエイガカンハ、インターネット予約はできないけれど、ポップコーンや飲料は、良心的な価格である。その代わり、並ばないと行けないし、前売り券も、現場でないと買えない。一方で、タワーホール船堀専用の、ムービー回数スタンプがあって、結構、ポイントがたまりやすいのだ。一長一短で、ちょうどいいのかも知れない。