特撰 松竹梅 純米大吟醸

近くの、まいばすけっと、の中では、一番の高価な日本酒である。師走も近づき、美味しい日本酒を飲みたくなり、値段に随分迷いながらも、子どもたちへのアイスクリームも罪滅ぼしに購入しつつ、買ってしまった。

純米大吟醸という響き自体が、もう、なんというか、感極まっている。穏やかな純米酒を、磨きに磨いて大吟醸にするとは。

開けるのがもったいないが、そうしないと始まらない。意外と簡単に栓は開らけた。精米歩合45%の香り。何かの瑞々しい果物かと思った。一口。うわ、華やかだ。鼻孔へ広がる。二口。味わう。まろやか。三口。止まらなくなる。どうしたらお米がこんなにも香り高くなるのだろう。

松竹梅とは、宝酒造の銘柄のようだ。この会社も、京都市伏見区にあるという。酒蔵が集まるところだ。老後はそこに移住したい。楽しみがまたひとつ、増えた。

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