チョウムチョロム 「はじめてのように」 少し甘めの韓国焼酎

6月も近づき、日差しも強く、日も長くなってきた。初夏の気配だ。厳しい暑さは辛いけれど、夕方に冷えたお酒を飲む、という楽しみもある。キンキンに冷えたビールも良いけれど、スッキリとした味わいの韓国焼酎に氷を浮かべるのも素敵だ。

「チョウムチョロム」という不思議な響きの韓国焼酎は、「鏡月」の製造元である「斗山社」が発売したお酒で、 韓国語で「はじめてのように」を意味するそうだ。やわらかな口当たりで、若者からの支持を集め、韓国国内では斗山社の焼酎シェアが倍増するほど人気が出たとか。発売後100日で6,300万本を売り上げたそうな。日本ではサントリーが輸入、販売している。

一般的な韓国焼酎のスッキリ感がベースにあって、少しだけ甘さが感じられる。甘味料としてステビアが含まれている。冷蔵庫で冷やして飲もう。涼やかな香りが広がる。夏の夕方にはピッタリ。

ラベルには大きなハングル文字で「チョウムチョロム」、その上には、韓国で良い知らせを届けてくれるといわれている「かささぎ」が飛んでいる。タイトルの下には、新芽のデザイン。「純粋さ」を表している。ホームページでは「新しいお酒」としてアピールしている。

韓国ではハイト眞露の「チャミスル」が圧倒的なシェアを握っている。「クリアな味わい」のチャミスルに対して、ほんのり甘い「はじめてのように」チョウムチョロム。好対照な味わいによって、韓国焼酎の楽しさが広がるようだ。

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