濃姫の里 隠し吟醸 「麒麟がくる」を鑑賞しながら

2020年6月現在放映中のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」では、本能寺の変を起こした明智光秀が主人公。「濃姫」は織田信長の正室で、明智家の血縁になるそうだ(資料的な根拠は薄いみたいだけど)。今回のお酒「濃姫の里、隠し吟醸」は、お得な価格設定の吟醸酒。清洲桜醸造といえば、武骨な酒パック「清洲城 信長 鬼ころし」が有名だけど、このようなスタイリッシュなお酒も造っている。

「濃姫の里、隠し吟醸」は、冷やして美味しい、少し辛口の吟醸酒。「香り舞うginjoshu」というラベルがエレガンスだ。華やかな香りが広がるようだ。隠し吟醸とは、蔵人が貴重な吟醸酒を、こっそり隠し飲みして楽しんだお酒と言われていて、「いにしえの蔵人だけが味わえた吟醸酒」とのことだそうな。

「高精白(精米歩合60%)した良質米と木曽川水系の良質な水を使って低温発酵させて造った「隠し吟醸」は、吟醸酒特有のフルーティーで芳醇な香りと淡麗でスッキリした上品な味が楽しめる珠玉の逸品です。」とある。『ワイングラスでおいしい日本酒アワード 2020』では金賞を受賞しているようだ。(897点出品中、金賞242点)

「濃姫」は、美濃国の戦国大名である斎藤道三の娘で、政略結婚で尾張国の戦国大名・織田信長に嫁いだ女性。帰蝶とも。美濃から来た姫なので濃姫と呼ばれていたそうな。美濃の国は、現在の美濃市を中心とした、岐阜県南部のあたりだったそうな。NHK大河ドラマ「麒麟がくる」を鑑賞しながら、「信長鬼殺し」と比べ飲みしてみるのも、面白そうだ。

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