神奈川県横浜市、鶴見地区の一画に、大きなスーパー銭湯施設が3つ集中しています。今回はその中でも一番大きく、駅からも近く(ほんの数十メートルですが)、値段も高い、「ラクスパ鶴見」を訪問しました。
基本料金で岩盤浴も利用できます。豊富な漫画。「テルマエ・ロマエ」や「サ道」コーナーには、それぞれ2冊ずつ置かれています。リラックスチェアの並ぶ広い休憩コーナーは、鶴見川を見下ろすような大きな窓に面して、リラックスできます。
露天コーナーに出ると、硫黄の香りのする、人工温泉があります。くつろぎ椅子が8脚、ベット型の椅子が2脚、寝る風呂が2か所別々に。つぼ湯には、それぞれにテレビが設置されています。
サウナは広いドライサウナ、6段くらいで20人は入れます。最上段に2人程度が座れる特等席があります。オススメは正面を向いて右側の3段目。10分くらいごとに作動するオートロウリュの熱波を正面から受け止められます。
難点はといえば、テレビの音量が大きすぎること。平日の午前中に入室すると、おっさんたち(私も)が10人ほど。テレビでは「アンパンマン」が放映中。ディスプレイ下の張り紙には「チャンネルは固定です。」いいトシした大人たちが、口を開けながら(開けていない人も)、アンパンマンを見上げている、平日の午前中の後継があります。
別の何かに集中したいと思い、素数を数え始めたりしますが、何しろ、テレビの音量が大きいので、どうしようもありません。
そのうち不思議なことに、ストーリーに見入ってしまうので、アンパンマンの魅力。すし職人の姿をした「鉄火のマキちゃん」なる威勢のいい江戸風の女の子が、鉄火巻きを作ります。ジャムおじさんたちが食べます。鉄火巻きが無性に食べたくなりました。
川崎駅、鶴見駅、武蔵小杉駅から、無料のシャトルバスを出しています。30分毎はありがたいです。硫黄の香りがほのかに残ります。また行きたいと思いました。