手賀沼観光リゾート 天然温泉 満天の湯

手賀沼は、千葉県北部に広がる、利根川水系の広大な湖沼です。「満天の湯」は柏市側にあります。最寄りの電車駅はJR常磐線「我孫子駅」。エキナカの立ち食いそば「やよい軒」の、巨大なから揚げ入りのそばが有名です(食べてみましたが、味の方は、好みが分かれそうです)。コイやフナ、ウナギが獲れるそうです。周辺では、ウナギ屋さんが目に留まります。

温泉までは、我孫子駅から公共バスが出ていますが、徒歩でも40分くらい。途中では手賀沼公園の遊歩道も楽しめます。白鳥も飛来する、広くてきれいな公園です。湖畔にはオシャレな住宅が並んでいます。手賀沼湖の周囲をめぐる遊歩道、ジョギングやサイクリングも楽しめそうです。手賀沼の中央に大きく架かる「手賀沼大橋」を渡り切った、すぐ先に、温泉があります。

泉質は塩化物-ナトリウム強温泉で、黄色く濁った、塩辛い温泉です。湧出量が毎分600リットルとは大量です。ツボ湯、あつの湯、寝湯など、豊かな湯量の源泉が贅沢に使われています。ヨモギの香りのミストサウナ、大きなドライサウナが楽しめます。サウナ内部のテレビはNHKが固定のようで、音量が控えめなところが良いです。

露天コーナーは、静かで、クラシック音楽が控えめに聞こえてきます。空に向かって大きく開けているので、「満天の湯」の名前の通り、夜には星空が楽しめそうです。サウナ上がりの休憩用に、イスが点在しています。手賀沼から吹き込む風に当たりながら、気持ちよくリラックスできます。

食事コーナーは2か所。1階の広いレストランと、2階に展望を楽しめる喫茶コーナーがあります。複数の休憩コーナー「癒しどころ」があり、別料金で岩盤浴も楽しめます。となりには野菜直売のお店もあります。全体的に施設の古さも感じますが、豊かな源泉に恵まれた、地域の温かみを感じる温泉です。

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