コロナ明け。久しぶりの出張は、京都。ゴージャスなホテルで開催された国際学会で名刺を配り尽くして、レセプションではサウナのためにお酒も控えて。京都駅からトコトコ歩きながら、京都府ナンバーワンサウナ&銭湯、白山湯にやってきました。
6月中旬は、宵始めの風がとても涼やかで、過ごしやすい季節です。平日の夜8時、京都風の古民家が並ぶ細い路地を進みます。風情がありますね。
暗がりの向こう側に、ホワッとした明るいネオンが見えてきます。京都府ナンバーワン銭湯の見た目は、とても普通でした。番台にて、素っ気なさがどこか暖かい親父さんへ640円を払います。貸しタオルは返すときに100円戻ってきます。東京に比べて、安すぎます。。
脱衣所も普通。オニイサンがたの刺青も普通です。大浴場には、2人用サイズの丸型のお風呂が、点々と。右手奥にサウナ室、正面に水風呂。ライオンの口から「天然地下水」がダバダバと吹き出しています。
サウナマットを手に取って、サウナ室の扉を押します。左右に2段式、正面上部にテレビの配置。右奥にサウナストーブ。これ、きっと、いいストーブです。黒曜石がカッチリと組まれて、カラッカラな遠赤外線熱をカーッと放出しています。砂時計は6分計かな?短時間で、良い汗が出ます。
待望の水風呂へ。噴き出る水の量がすごいです。まるで、滝です。みなさん、幸せな修行僧のように、頭からザバザバと浴びています。これが気持ちいいのなんのってアンタ…。老後は京都に住みたくなりました。
涼み所へ。奥の通路を進みます。白山湯って、どんな構造になっているのだろうと不思議に思いつつ、ヤード裏というには豪華すぎる露天風呂コーナーへ。星空を見上げられる広い空間に、整いイスが3つ。ドスン。ふむう。何なのでしょうか、このゴージャスな490円の銭湯は。ため息が出て、仕事に来たことを忘れてしまいます。(忘れるのは得意…)
八条口のホテルまで歩きます。京都タワーを見上げつつ。セブンイレブンで買い求めた、お馴染みの格安酔っ払いセットは、なんだかとてもゴージャスな味がしました。