成田空港からデリーへ向かう約10時間は、ずっと真夜中です。地球と一緒に空を飛んでいきます。少しいつもと違うものが飲みたくて、白ワインのスパークリングを注文します。ヴーヴ・オリヴィエ・ブリュットは、フランスのワインで、フランスを代表するグラン・シェ・ド・フランス・ランディラス社がボルドーのランディラス工場でシャルマー方式で作ったそうです（よく分かりませんが･･･）まるでジュースのように飲みやすくて、シュワシュワと喉ごしも良いです。
しまった！申告書の記載に必要なペン類を、トランクケースに入れて預けてしまっていました。機内で添乗員さんにペンを貸してもらおうとしたら、特製ANAボールペンを無料でもらえました。また、今となっては貴重なマスクも。お土産にしようかしら。絵はがきや歯ブラシなど、アメニティは希望すれば頂けるようです。
三谷幸喜の脚本による最新邦画「記憶にございません！」を鑑賞。「この国の国民は、変化を好まない！」と主張する悪役の官房長官（草刈正雄）に対して、「どんなに澄んでいても、動かない水は淀みます。」と返す総理大臣（中井貴一）。後半は何となく予想された展開だけど、日本的な、安心して見れるホンワカとした作品でした。
外は真っ暗。ちょうど、中国武漢の上空を飛んでいるそうです。話好きな添乗員さんが、そう教えてくれました。工場が操業停止しているので、いつもよりも夜景が綺麗に見えるそうです。人々の生活の光の一つ一つを眺めながら、一日も早い状況の改善を願います。
