出張の最終日は、帰国の日でもあります。通常の海外出張であれば、移動日というものを別に設定するのですが、今回は夕方に会議が終わって、その日に帰国。深夜1時30分デリー空港発という、信じられないような強行スケジュールです。ビジネス席ならまだしも、我々はエコノミークラスで、寝るに寝れない8時間のフライトが待っているのでした。(結局、寝ました。)
デリーにあるホテルのうち、おそらく最高にエレガントだと思えるのがここ、「インペリアルホテル」。広大な敷地で、エントランスの車寄せに入場するだけでも、厳しい車内チェックが行われます。土曜日の夜なので、周囲は着飾った上流階級のインド紳士・淑女で賑わっています。私たちは現地関係者との打ち合わせがあり、立ち寄りました。
「とりあえずビール」ということで、いつものキングフィッシャービールを注文します。しばらくすると、銀色に輝く鉄製のタンブラーで出てきました。よく冷えていて美味しい!おつまみのピーナッツのようなものも一緒に出てきます。ビール一杯なら600ルピーくらい(約1,000円)。この部屋の雰囲気を味わえるだけでも訪問の価値はあります。
「インペリアル ニューデリー(The Imperial Hotel)」は、一泊当たり、格安なbooking.comでも、およそ40,000円。トリップアドバイザーの2012年サーティフィケートオブエクセレンスを受賞。ニューデリー市街中心部に位置し、屋外プール、ヘルスクラブ、スパサービス、飲食施設7軒が入っています。
車寄せから玄関の間には、黒い制服に身を包み洒落たターバンを巻いた、背の高いハンサムなインド人が、エスコートしています。ものすごくカッコいいです。今までは、門番といえば、プロレスラーのタイガー・ジェット・シンのようなワイルド系のインドの方しか、お目に掛かれていませんでしたが、インドの最後の訪問先で、好印象を持ちました。。