月桂冠の純米大吟醸。500mlと少なめで高級感がある。セブンイレブンではゴールデンウィーク中、メルカリの「メルペイ」でiD払いにすると70%還元、という深雑なキャンペーンを開催中であるため、税込み998円という値段にも関わらず購入に踏み切ったのだ。実質的には300円のくらいになる計算である。
「華やかな吟醸香と奥深い味わいが特徴の純米大吟醸酒です。」精米歩合50%。ギリギリで純米大吟醸と名乗れる。あまり磨きすぎると、日本酒の風味が損なわれる、とも言われている。
一口。純米大吟醸の味がする。ちょっと辛口かな。オツマミで先に口にした、とんがりコーンの味がする。本当は今晩のおつまみは、潮干狩りで採ったアサリで味噌汁をつくろうとおもったのたけれど、嫁さんが夕飯を準備してくれる時間に重なってしまい、結局手軽なとんがりコーンになったのだ。
でも、もうちょっと香りがあっても、良いのではないかな。さほどフルーティーな感じではない。日本酒は、あまり光に当てないほうがいい。瓶が黒っぽいのも、光を遮るためだ。コンビニで24時間、蛍光灯に晒されていると、風味も飛んでしまうのかな。
セブンイレブンなどのコンビニは手軽で便利だけれど、特に日本酒は、製造年月日に注意したい。このお酒は、製造日から8ヶ月が経過している。日本酒は特別な貯蔵をしていなければ、10ヶ月が美味しく飲める期限、とも言われている。セブンイレブンには2016年の日本酒も、薄っすらとホコリを被りながら陳列されていた。「コンビニ熟成酒」というブランドでは、もちろん、無い。健康には問題ないと思うけど、美味しく飲みたいのなら、気をつけたい。