横浜国立大学 図書館カフェ「shoca.」

横浜国立大学の中央図書館の一階部分に「shoca.」という、カフェコーナーがある。横浜国立大学生活協同組合の店舗である。カフェで買った飲み物や軽食をとりながら、レポート作成などの作業が出来て、便利だ。外部からの飲食物の持ち込みはダメ、とのこと。暑い夏の日のキャンパス内の移動休憩や、上星川駅や和田町駅から歩いて(登山して)登校した後、冷房の効いた室内でリラックスするにも、良い場所だ。

ちなみに、横浜国大には図書館が3つある。このカフェが入っている中央図書館、理工学系研究図書館、社会化学系研究図書館。学生が議論できるグループ学習エリア(できるだけ静かに)、映像資料等視聴用のAVブース(映画も見れる)、充実したコンピュータ環境(ゲームは出来ない)など。

日本の戦後の税制整備に大きな貢献のあった「シャウプ勧告」米国の財政学者カール・シャウプ博士の秘蔵コレクションとかも。そういえば、横浜私立大学の図書館には、古い「解体新書」があった。あちらは、医学学校が母体の一つ。横浜国大の経済学部の母体である「横浜経済専門学校」的な伝統を感じた。

よく冷えたアイスコーヒーが、とても美味しい。授業が終わった後、次の講義に向けて先生同士で意見交換をしたり、学生達の修了アンケートを見返したり。館内には無線Wi-Fiも飛んでいる。20年前には考えられなかったような、快適な空間だ。そもそも20年前には、教室に冷房など付属しておらず、下敷きをウチワの代わりにしてパタパタと仰いでいたものだ。まったく、最近の若い者は、羨ましい。20年後は一体どうなってしまうのだろう・・・?

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