サントリーウイスキー、オールド。無骨な印象、ダルマのようで、とにかく黒い。昔から「家にあるウイスキーといえば、これ」的な、いかにもウイスキーな姿かたちだ。「1950年の発売以来、オールドはウイスキーを愛する多くの人々の舌で鍛えられ、磨かれ、熟味を増してきました。」実家、寿司やのカウンター、スナックやバーでのリザーブなど、誰しもどこかで見かけたことのある、ウイスキーだと思う。
最安の販売では、ドラッグストア（ウェルシアを調査）では、税込みで1,700円。AMAZONで1,830円くらい。おなじみの庶民の味方である「トリスクラシック」や「ブラックニッカクリア」の約3倍の価格だが、なんと今年の夏は「メルペイ後払いキャンペーン」により、70%が還元されるため、実質は530円くらいで入手できてしまうのだ。結局、セブンイレブンで1,870円くらいで購入。
キャップに「寿」マークがある。枝豆を解凍して少し食べてから（まだ少し凍っててシャリシャリした）、氷に炭酸水を注いで、トポトポと注ぎ込み、カラカラと器を回す。味わう。こ、これは、深い！芳香が、すごい（今風に言えば「ヤバい」）。ウイスキー樽が頭をよぎる。まろやか。小量でも、これだけのまろやかさが広がる。アルコール分43%の重みと、どや顔で鎮座している漆黒のボトルの雰囲気も手伝って、さすが、という気持ちになる。。
ところで、メルペイをはじめとする「なんとかペイ」たちには、ぜひ、過当競争に向けて切磋琢磨いただき、キャンペーンを次々に打ち出して頑張っていただきたい。 まだ何本かの「飲みたいけれど、ちょっと値段が高めのお酒」が、私の頭の中で、列を作って待ち望んでいる。アプリの中に、中途半端なお釣りの金額が貯まっていくので、ついでに余分な買い物（お菓子とか）が増えてしまうけど、まあそれは、仕方が無い。
