半蔵門線、都営新宿線の住吉駅のすぐ上。新大橋通りに面している。日曜日。小学校イベントの地域祭り、保護者手伝いが二時過ぎにやっと終わり、昼ごはんをちゃんと食べなかったので、日曜でも開店している珈琲屋さんを探そう、と思いたったのだが、立ちっぱなしで余りにも疲れていたので、安易に名前の通り「珈琲館」に入った。
ハウスホットサンドを頼む。トーストにタマゴやチキンが挟んである。お腹が空いていたので美味しい。熱めのブレンドコーヒーは普通にシンプルな味だ。
日曜の午後。場所が便利なところにあることもあり、店内はあらゆる客層で混み合っている。分煙されていないので、タバコは漂ってくる。換気扇の調子が悪いのか、上の階で住宅工事をしているのか、タタタタという低い音をBGMと混ざって聞いていると、早めに店を出たいという気持ちにさせてくれる。
きっとタイミングが悪かったのだろう。店員の方どうしの会話の声が響きやすいのと、気流の関係でタバコの煙がよく来るのと、近くのテーブルの若者ふたりの大きな笑い声が必ずしも心地よい響きではなかったのと、私自身が疲れていたこともあり、なんというか、やや表現しづらい印象だった。
会計時、ハウスサンドセットの料金を用意していたら、店員さんが恐縮そうに「うちは、セットはやっていないんで…」とのこと。ホームページに掲載されているグランドメニューの下には、とても小さな文字で、一部の店では対象外、と記載があった。
今回はいくつかのタイミングの不調が重なったため、ほとんど参考にならない内容となり、お店に対しても大変申し訳ない。お店の魅力はもっと大きいと思う。換気扇の修理または階上の設営工事が終わった頃に、改めて立ち寄りたいと思った。