アイスコーヒーの季節 カモ親子の水浴び

アイスコーヒーの美味しい季節がやってきた。午前中の早めの時間帯でも日は高く昇っていて気温も上昇。けれど、まだ蒸し暑くはない、カラッとした好天。マクドナルドのアイスコーヒーを片手に、日陰を求めつつ、近所の河原を散歩してみよう。

入店自粛中のマクドナルド。受け渡しカウンターには透明ビニールの幕が垂れ下がっている。並ぶ列は2メートル間隔。「ウーバーイーツ用、受け渡しカウンター」が設置されていた。店内の座席は、まるで学校の掃除の時間のように、逆さまになってテーブルの上に乗せられている。入口から出口まで一方通行。これからの時代のスタンダードだ。

駅前のマクドナルドから河原までは徒歩で3分程度。日差しが強い。木陰の道を探しつつも、アイスコーヒーの氷はすぐに解けた。河原の堤防に上がる。風が気持ちいい。水面がキラキラと輝いている。野球ボールがプカプカと浮いている。カワウが飛んできて、パサッと水中にもぐった。魚を見つけたようだ。陸水空を自由に生きる、カワウの颯爽とした狩り姿は、実に見事なものだ。

木陰で、少し一休み。川面を眺めていると、カモの親子が近寄ってきた。なんてフワフワな綿毛。くちばしを震わせながら、水中のコケを一所懸命につついて食べてる。アタマを水の中に入れて、しっぽをプルプルと振るわせている。キラキラとした水面に初夏の日差しが反射する。カワウほど格好良くはないけど。後ろ足の水かきでアタマをパサパサと掻きながら、やがて水面にゆるい軌跡を残して、遠ざかっていった。

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