Cafe Itoule カフェ・イトゥール 門前仲町

地下鉄東西線または大江戸線の、門前仲町駅から永代橋通りを隅田川の方角へ歩いて5分ほど、葛西橋が始まるすぐ手前。通勤の皆さんの列の後ろに付いていく。大通りに面して、Cafe Itoule カフェ・イトゥールさんがある。門前仲町から清澄白河に渡って最近多く見られる、洒落た個人経営の喫茶店だ。(すぐ隣にある濃厚な担々麺のお店「ゴマ屋」も美味しそう。)

モーニングセットには、トーストやサンドウィッチが選択できる。ハムチーズトーストとコーヒーで500円。パンはやや厚めで、シンプルにおいしい。イスはやや固めの木製だけど、ダークブラウンで落ち着いた色合い。お店の雰囲気に調和している。

味の濃いコーヒーは、チーズとハムに良く合う。ゆっくりとしたジャズピアノのBGMが流れている。充電用コンセントも各席に備えてある。女性のオーナーさんがお一人で経営しているようだ。お人柄がお店の雰囲気に良く出ているようだ。観葉植物の緑色が目に優しい。お店を貸し切りにできたのならば、ちょっとしたカクテルパーティーもできるのではないかしら。

門前仲町は、いわゆる深川とよばれる地域だ。江戸初期には漁師町だったが、明暦の大火のあとに、木場が置かれたこと、両国橋が架けられたことで急速に発展。永代寺(富岡八幡宮あたり)の門前には、料理屋や屋台が並び、岡場所(調べよう!)も含んだ繁華街になった。神様への信仰と歓楽地は同居しやすいようだ。岡場所は無くなった(かな?)けど、お宮参りや初詣の参拝客で今も賑わっている。

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