九十九里地酒 舞桜 限定品 横芝

「千葉の酒なら、舞桜。」という、気合いの入ったフレーズには、千葉県産の地酒のプライドが見え隠れする。イオンモール幕張新都心店をはじめとする酒売場では有名な、100%千葉県産米で仕込む日本酒である。千葉へ旅行に行った父が、お土産に買ってきてくれた物だ。地元では、とても好まれているらしい。

千葉は知る人ぞ知る、農業県である。温暖な気候により、お米に関しては、関東で最も早く収穫が始まる、良質の産地だ。(早場米(ハヤバマイ)産地というそうだ)。栽培面積は55,200ha、収穫量は30万トン、全国第8位のお米の収穫量を誇る。首都圏なので、地酒というイメージはあまりないかもしれないけれど、美味しいお酒も、たくさんあるようだ。

さて、飲んでみると、古酒のような、やや独特の芳香が感じられる。地酒ならではの、落ち着いた味覚が広がる。守屋酒造さんは、創業明治26年、千葉県山武市蓮沼にある。舞桜のブランドで、純米酒、吟醸酒、にごり酒、どぶろくなど、幅広く手がけている。

「おじいちゃんおばあちゃんへ お名前入りのラベルが人気です。」世界に一つだけの、オリジナルラベル貼りの日本酒が作れるそうだ。酒蔵を訪問した場合には、その場で持ち帰りも可能とのこと。まさに本当の限定品だ。九十九里浜へ海水浴の帰りなど、立ち寄ってみたい。

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