ワンカップ大関 純米にごり酒 にごり酒の白さの秘密

お正月といえば、冬の真っ盛りだ。夏は真っ盛りという表現があるけれど、冬は「真っ盛り」とは、あまり言わないのかもしれない。そんな寒いお正月は、季節限定の「ワンカップ大関、純米にごり酒」をかぷっと開封して、温かいストーブの近くで暖を取りたい。

令和二年は、ネズミ年。ちょっと前のえとの置き物が、我が家の所々に飾ってあるので、この白いニワトリさんは、きっと数年前に由緒ある神社でいただいたものである。

少しだけ冷蔵庫で冷やすことで、にごり酒は、格段に美味しさが際立ってくる。まずは一口。うーん、甘い。甘めの純米酒に、米ぬかが絡んでいることで、純米ならではのふくよかな甘みと、なめらかな口あたりが倍増するようだ(説明文のまま)。アルコール度数は12度くらい。適量で、程よい酔い心地を楽しめる。

にごり酒の底に溜まっている、あの白い沈殿物は、いわゆる澱(おり。 液体中に沈んだ、かす)である。「もろみ」でもあり、さらに元をたどれば、お米そのものである。この白い沈殿物が、お酒の味をなめらかに、トロッとした感じに変えてくれるのだから、良く出来ている。

しかもこの白い部分には、栄養がたくさん詰まっている。本来は酒粕になる部分。たんぱく質やビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ビタミンB5、食物繊維・・・まさに健康食品だ。

令和二年も、適度なお酒を飲みながら、健康増進、家内安全などを祈りつつ、適度に書き進めてまいります。

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