市原市浜野には、「クロスポ」という屋内型のアミューズメント施設があります。トランポリン、ボーリング、アーケードゲームなどが時間制で遊び放題。子どもと一緒に初めて遊びに行きました。その帰り道に立ち寄ったのが、「市原温泉、湯楽の里」でした。
広大な駐車場があります。クルマですと蘇我ICが近く、東京東部からは1時間程度でしょうか。周囲には、のどかで落ち着いた、ローカル的な景色が広がっています。
露天風呂が素晴らしいです。平屋建ての施設なのですが、周囲に高い建物が無いため、囲われた露天風呂コーナーからは、広くて青い大空を見上げることが出来ます。遠くを飛行機が通過していくのを眺めながら、ほうじ茶の色をした良質の源泉掛け流しのお湯を楽しめます。
ここは海に近いこともあり、塩辛い温泉です。ナトリウム・塩化物強塩温泉。平成19年に湧出したというので、比較的新しい温浴施設です。露天風呂の中央には、円形の広めの湯だまりが、真ん中で区切られていて、手前が「源泉掛け流し」、奥側が「循環」です。それぞれの良さがあり、長い時間、浸かるのであれば「循環」のほうが、体に良さそうです。
館内には食堂があります。かき氷が250円で、かなりの大きさ!シロップもかけ放題です。休憩室には、畳が20畳くらい敷き詰められていて、自由にごろ寝ができます。その横にはコミックスの棚が並んでいます。山小屋のロッジのような、高めの木造天井を眺めながら、寝転ぶことができます。
お土産コーナーには、千葉県市原市の特産品なども並んでいます。帰りの高速道路の渋滞を見越して、お菓子を買い込んでも、良さそうですね。精算は現金で。基本的には入場時に必要な金額は全て支払いますので、スパ施設でありがちな、衝動買い(?)が減りそうです。
帰り道。昨年の台風の影響で、ブルーシートを被った住宅も、まだ散見されます。京葉道路から近いのは、とても便利。乗っているのは、今月末に車検を迎えるクルマですが、家族を連れて、随分と頑張ってくれました。同行してくれる家族に感謝しつつ、すっかりと温まった体で、家路へと向かいます。