【江東区】高砂湯 こころ温まる 菊川の下町銭湯

東京都墨田区、都営新宿線の菊川駅から徒歩5分の高砂湯(たかさごゆ)さん。爽やかで素敵な若旦那が迎えてくれます。高砂湯では「一人一声運動」をしているとのこと。お湯に入る前から気持ちが温まります。無料で貸してくれる小タオルは、とても助かります。

平日の午後6時。脱衣場には結構な数のお客さんがいます。地元のご年配の方々が多い様子。サラリーマン風の若者(あまり若くないけど)は私だけ。週末にはランナー利用客のサービスもしているそうです。

浴場は一般的な銭湯の広さ。落ち着ける、心地よい広さです。サウナ室と水風呂が目を引きます。浴槽は二つあります。正面左手が少し深目の「座り湯」と「ジェット湯」。ボタンを押すとジェットバブルが噴出します。半端ない威力です。「子供は注意!」と書かれています。

正面右手は「普通の浴槽」。ゆっくりと足を延ばして温まれます。座ってみると分かりますが、ちょうどの良い座高の位置。リラックスできる絶妙の深さ。4人程度がゆったりと足を延ばせるくだいの広さです。青色の入浴剤が使用されていました。やや熱めです。水温計は43度を指しています。

浴槽の近くには、危険時には鳴らせるよう「金属製の緊急笛」が下げられています。「周囲に気分の悪そうな方がいらっしゃったら、笛を吹いてください」との記載。ご年配の方が多いことへの配慮でしょうか。若旦那さんも頻繁に浴室内に入っては、桶を並べ替えたり、脱衣場の床の清掃をしたりと、お客さんへの気軽な声がけをされていました。

湯上りは番台前の休憩室でリラックスできます。ホームページでも紹介されていますが、若旦那さんはこの銭湯の大旦那さんの娘婿で、北海道の小樽がご出身、18歳で上京されたそうです。地元の常連客ばかりでなく、新しいお客さんにも、気さくにお声がけをしてくれるのは、お人柄だなあ、と感じました。体も心も温まる、心地よい銭湯です。

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