出張最終日の、最後の晩餐。デリー空港の近くにある近未来都市「エアロシティ」へ立ち寄りました。デリー発が深夜の1時30分であり、3時間前に空港についてもまだ時間があるので、眠い目をこすりながらも、なんとか時間をつぶそうというのが主な目的です。
広大な地下駐車場にクルマをとめて(駐在所の運転手さん、ご苦労様です…)、一番安くて楽しめるフードコートを目指します。同名の地下鉄の駅があり内部で直結しています。空港からエアロシティ駅行きのバスもあります。もし万が一、一人旅で来た時にも、気軽に立ち寄れそうです。
エアロシティーには、ショッピングセンター、ホテル、レストランなど、近代的なアミューズメント施設があふれています。駐在員の方いわく「東京でいえば、お台場のようなところ」とのこと。初めてインドに到着したばかりの人が、ここを訪れたら、「ここはインドなのか?」と疑問に思うでしょう。(そのあとでサウスデリーに入れば「やっぱりインドだ」と思うでしょう…。)それほどまでに未来的な空間が広がっています。
ここのフードコートのおすすめは、現地駐在員の間では間違いなく「ラーメン」とのこと。日本とほとんど味の変わらない、豚骨醤油のスープに、ほうれん草、海苔。半熟卵が乗った、味の濃いラーメンが楽しめます。ラーメン屋さんのカリカリ餃子セットも。このお店だけ、もはや日本です。
私はあえて、せっかくのインド出張なので、最後までインド料理を楽しもう!と思って、スパイスの香るお店のほうへ歩いていきました。鉄板で豪快にチキンを焼き上げる匂いのする方向へ。念のため、正露丸も新ビオフェルミンも、スーツケースから出して準備してあります。
パンジャブグリルで、「チキンビリヤニシズラー」を注文します。ビリヤニ(インド風チャーハン)に、チキンの「つくね棒」のようなものが乗っていて、それがキャベツで包まれています。鉄板に乗っているので、アチチチチです。程よくキャベツが焦げあがっています。すごく美味しいのですが、とてもスパイシーで、目が覚めます。帰りの飛行機で眠れなくなりそうです。。