早いもので、3月も後半に入りました。日差しが暖かくなってきた三寒四温の候、寒の戻りもあって、靖国通りの桜並木は、まだおよそ三分咲きの様子です。カフェ・ド・クリエの九段南店は、靖国神社のはす向かいにあります。春眠、暁を覚えずに、昼のお弁当を作り忘れてしまったので、散歩も兼ねて少し足を伸ばしてみました。
カフェ・ド・クリエは25周年を記念して、春の何とかフェアを開催中です。特別メニュー、トーストサンド・ボロニアソーセージとゆで卵。ほんのりとした、からしマヨネーズが、良いアクセントを出しています。お店の正面に掲げられたパネルの写真ほどのボリューム感はありませんが、ふたつに分けられたサンドイッチは、それぞれが包装紙に包まれていて、食べやすいです。想像していた通りの味で、特別に美味しくもないけれど、レタスのシャキシャキとした爽やかな食感が、春の訪れを感じさせてくれます。
すでに店内は分煙されていますが、内の張り紙によると、3月末からは加熱式タバコのみが許可されるようです。2018年に成立した「改正健康増進法」により、2020年4月から、多数の利用者がいる施設、電車などの交通機関、飲食店などの室内での喫煙は、原則禁止となりました。
法律は、小規模な飲食店（資本金が5000万円以下であること、客席面積が100平方メートル以下であること）を例外としていますが、東京都は条例で「家族経営や従業員がいない店舗」に限って例外とするため、規模が小さくてもコーヒーチェーン店は「例外」にはカウントされなくなります。
屋内施設が禁煙になると、公衆喫煙所などの整備が、整備されていくと思います。小規模の喫茶店にとっては、喫煙目的での来客増加が見込めるかもしれません。小規模カフェを愛好する非喫煙者にとっては、たばこの煙が漂いこむ機会が増えて、少し居心地が悪くなるのかもしれません・・・。
