東京駅周辺の散歩について。暑い夏の昼下がりには、エアコンが良く効いていて過ごしやすい、東京駅の八重洲地下街を歩こう。グルメ、ファッション､生活雑貨など、オシャレなショップが並ぶ「日本最大級のショッピングモール」。炎天下、灼熱の太陽に炙り出された人たちが、吸い込まれるように地下街へと引き寄せられている（私もその一人）。
八重洲地下街には、無料の休憩コーナーが３つある。そのうちの一つ「イーストスポット」は、腰を掛けることが出来るストール的な椅子が設置されている。東京駅周辺には、座れる場所があまり多く無いので、ありがたい。東京駅から一番遠いので、比較的、空いているようだ。分煙スペースも用意されている。無料Wi-Fiも何となく飛んでいる様子だ。電源コンセントがあれば、テレワークだって出来てしまいそう。
休憩しながら飲むドリンクは、コンビニでテイクアウトできるアイスコーヒーがオススメだ。八重洲地下街には３か所くらいコンビニがある。多くのレストランの店先では、オフィス街のランチ需要に対して、テイクアウト用のランチボックスを提供している。店内の価格よりも２割から３割程度は安い。コロナ禍でのニューノーマルな生活様式は、一流レストランの綾里をリーズナブルに味わえるチャンスと捉えても良いかもしれない。
エアコンで快適な八重洲地下街は、東京駅の周辺だけ。神田方面に歩くために地上への階段を上がると、真夏の太陽が待ち構えていた。ほとんど無い日陰を探しつつ、銀座中央通りを北上する。ウーバーイーツの宅配の方々を、多く見かけた。夏の宅配作業は、大変だ。ニューノーマルな生活様式が、物流業者の皆様に支えられていることに感謝しつつ、空調による冷気を放っていそうな商業店舗を探し始めた。
