ウイスキー 香薫(こうくん) 格安、そこそこ美味しい

宇宙の話をしましょう。宇宙はとてつもなく広大です。地球から一番近い月までの距離でも、約38万km。火星や金星までは、およそ2億kmもあるそうです(大体です)。そのような遥か彼方の星々から、地球で生活する私たちを眺めたとするならば、日常的な悩みなど、ゴマ粒よりも小さなものだと思います。

言い換えるならば、火星のタコ(イカでしたっけ)が、私の疑問「スピリッツを混ぜたものを、ウイスキーと呼べるのだろうか?」をテレパシーで感じたとしても、それは宇宙的視点からは、非常に「些細な事」に見えると思うのです。

そしてこの値段。なんと、ドン・キホーテで498円。税込みだと550円!なぜ政府はお酒を「嗜好品」に分類するのでしょうか。私たち(勝手に巻き込みます)にとって、お酒は「生活必需品」です。クルマがガソリンを必要とするかの如く。通常ボトルよりも少し容量が少ない(600ml)のは、ご愛嬌です。

さて、ウイスキー香薫のメーカー、合同酒精株式会社(よく「合成酒株式会社」と間違われる)は、あの「電気ブラン」で有名な、浅草にある日本初のバー「神谷バー」の創始者、神谷傳兵衛(かみやでんべえ)に起因します。サントリーやニッカウヰスキーに負けないくらい、歴史のある会社。明治33年(1900年)に設立、民間初のアルコール製造を始めたそうです。

アマゾンの評価レポートを見ても分かりますが、不思議なことに、この「ウイスキー香薫」、良い評価と悪い評価が両極端です。私自身、そんなに「美味しくない」とは思えません。むしろ「これはこれで」と思えます。ブラックニッカクリアやトリスクラシックの合間に、すこしスモーキー感も楽しめる「香薫」。ぜひご賞味ください。

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