お正月の雰囲気も少し和らいで、有名な神社である富岡八幡宮も落ち着いてきたようだ。地下鉄東西線、都営大江戸線が交差する、門前仲町駅の交差点にある。一階が珈琲豆の売り場、二階に喫茶コーナーがある。独特なレンガ造りの店舗。二階へ続く趣のある階段を上がる。
街灯風の優しげな室内照明に照らされた、洒落た雰囲気の喫茶店。店内は賑わっている。レンガの装飾の壁も、落ち着いた感じで良い。喫煙コーナーのほうが、壁の装飾や雰囲気など、よく見える。地元の常連と思わしき紳士方が、とてもリラックスした様子で世論などを語られていた。
380円でモーニングセットを選べる。コーヒーが出てくるのが早い。コーヒーカップのカップの周りが、少しコーヒーでよごれて見えるので、拭き取ってからお客さんに出されると更に良いと思った。コーヒーの味は美味しい。説明書きにもあるように、雑味がなく、スッキリとした味がする。いくらでも飲めてしまいそう。
地元のお年寄りから、お勤め人のお一人様まで、様々な客層が入れ替わりよく利用するようだ。安くて美味しいコーヒーを楽しんだあとに、一階の販売所で買い求めるお客さんも少なくないだろう。お店のキャラクターだろうか、南米風のオジサンの漫画絵も、ほのぼのとしている。
なお、本来の目的は、古石場図書館へ行って、本を借りることだった。 古石場図書館は駅から遠いが、周囲は静かな住宅地で落ち着いている。地元に関する書籍も豊富だ。門前仲町walkerという雑誌も借りた。江東区の良さを新たに発見するきっかけになった。
