自然酒 「五人娘」 しぼったまんま

自然種、五人娘

「試飲会で6本を飲み比べて買った2本」のうち、「甘い方」のお酒です。前回の「キリリとした辛口」とは対照的なお酒を紹介します。

千葉県、房総半島の有名な地酒、純米自然酒「五人娘」。「まじりっけのない自然酒、けがれを知らない娘のイメージ」ということで、「五人娘」と命名。自然酒という名前の通り、一切の濾過をしていないので、見た目は濁り酒のようです。

味わってみます。シュワっとした炭酸を感じます。スパークリング甘酒の印象。カクテル風の甘さが飲みやすくて、知らずに(知っていますが)盃を重ねてしまいます。17度という度数もあまり気にならず(気にしたほうが良い)、知らないうちに(記憶がない)、720mlの1本が空になってしまいました。

利根川流域の豊かな水資源に恵まれた北総地帯は、お米の生産全国第9位、千葉県の有名な稲作地帯です。

蔵元の「寺田本家」さんは、利根川の中流に面した、千葉県香取郡にあります。300年以上の歴史があり、無農薬・無添加をベースに、お酒だけでなく、酒粕や麹(こうじ)、調味料や自然食も取り扱っています。子供たちが主役の「田植え会」、歩行者天国での「お蔵フェスタ」、自然食を楽しめる「うふふカフェ」なども運営しています。ホームページからも、様々なイベントに積極的な様子が覗えます。賑やかな五人娘のイメージが想像できます。

パッケージの写真
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