日本酒の、試飲もかねて、里帰り。
「里帰り」するのが難しい昨今ですが、私は実家が近いこともあり(地下鉄で2駅)、何かと理由をつけて顔を見せるようにしています。
里帰りの理由で一番大きいのが、「日本酒の試飲会」かもしれません。東京都江東区、「東砂三丁目」の都営バス停の真正面に、日本各地の地酒を扱う「リカーショップすぎうら」さんがあります。ここでは、主に月末に「日本酒試飲会」を開催しています。
お願いすると、店主さんが全国各地を直接訪問して買い付けた地酒(日本酒)の試飲を楽しめます。カウンターに並べられた6本。その順番にも意味があります。例えば、スッキリとした辛口のお酒から始まって、フルーティな香り高いカクテル風の吟醸酒へ。どぶろく風味のガツンとくるお酒や、ふんわりとした甘口にも、巡り会えます。
私は大体、風味の異なる日本酒を2、3本を購入しています。今回は、「一瓢(いっぴょう)」を選びました。透明でスッキリとした辛口の純米酒です。蔵元は長野県伊那市にあるそうです。ホームページでは「一瓢」の開発に関する熱意が語られています。(安価な日本酒づくりに対する「辛口な」メッセージも・・・。)
冷蔵庫で冷やして飲みます。なんて美味しい・・・。純米酒ですが雑味が無く、しっかりとした辛口です。長野県の特産であるリンゴのような酸味を舌先に感じます。
妻の実家が長野県にあります。コロナ禍が収まったら、ご挨拶に行きたいと思います。お土産に、美味しい日本酒を抱えて。どのお酒がいいかな。もっと勉強しなくちゃ。「リカーショップすぎうら」さんに通う月末を、楽しみにしています。