純米吟醸 越の寒中梅 「ようこそ令和」

週末に父からもらったお酒。日本酒、越の寒中梅といえば、越乃寒梅と同じくらい(失礼)美味しいと言われている、新潟県の有名なお酒だ。新潟銘醸株式会社。雪深い豊かな自然に囲まれた環境の小千谷市は「魚沼こしひかり」の産地。「泳ぐ宝石」と呼ばれている、錦鯉の発祥の地でもあるそうだ。水の質が良いのかもしれない。

似た名前である、新潟市の石本酒造の「越乃寒梅」は、野球マンガで主人公「あぶさん」で紹介されてから、知名度が突然にあがったそうだ。純米大吟醸で、フルーティーな味わいだそうな。こちらも負けないくらい、フルーティーだ。それでいて、独特な華やかさが、パーッと拡がってくる。

宣伝文句によれば、「平成という一つの時代が終わり、新しい元号『令和』に移り行く時代の転換期に新発売させていただきます。ラベルには、国魚の指定を目指す『錦鯉』をあしらい、歴代の年号を背景にしました。新しい時代が、「落ち着いて穏やかである」ことを祈って、柔らかな安定感のある味わいの純米吟醸酒にしました。」

一週間の海外出張から戻ってきた日に飲んだ、ひさしぶりの日本酒。日本のお風呂の湯船は、水質が柔らかいせいだろうか、海外のホテルで浸かるバスタブよりも、ゆったりできる。柔らかな味わいの日本酒をゆっくり飲みながら、平和な七時のニュースなどを見ている。足元にはネコ。最高の贅沢だ。

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