父が福島県への旅土産に、買ってきてくれました。国権。福島県南会津町のお酒。こっけん、と読むようです。「スッキリと柔らかみのある酒質です。食中酒として、冷や、常温、お考えでどうぞ。」まるまるの模様が、ちょっとかわいい。道一筋、ともあります。
国権酒造株式会社は、明治14年創業。もとは「細井醸造本舗」でしたが、そこで、辻説法をしながら渡り歩いていた僧侶が長い間宿泊し、明治維新の当時、富国強兵、自由民権運動などの世の中の風潮を受けて、力強く「国権」という名前がつけられたそうです。
電子レンジでお燗してみます。香りが良いです。一口。やや重厚で、芳醇な味わい。古酒っぽい。剣菱的です。好きな感じ。醸造アルコールも入っているようだけれど、美味しい。福島県、南会津の豪雪地帯が生んだ、良いお酒です。
父からのメールによると、「新鮮で美味そうなお酒があったので担いで来ました。会津は全国でも酒作りの盛んなところです。スーパーで聞いて、地元で一番飲まれている酒を買ってきました。」とのこと。ありがとうございます。美味しくいただいています。
福島県には、美味しいお酒が多いです。新潟県に負けない、米どころ、酒どころ。寒い冬がやってきますが、暖かいお酒で、温まりたいですね。
