年の瀬も迫ってきた。武蔵小杉で18年来続いている、当時の会社の同期忘年会へ向かう道すがら、東京の赤いレンタル自転車の返却場所に近かったことから、立ち寄ってみた。
黒湯の温泉でありながら、値段は銭湯と同じ460円なのだから、人混みするのは仕方がない。休日の午後に来る方(私のこと)も悪い。であるからして、今回の感想は、必ずしもこのお湯の真価を言い当てていない点を了解いただきたい。
土曜日の昼下がりだが、予想以上の混雑だった。大浴槽に入れない。やっと入れても、足を伸ばせないくらいの混みようだった。湯船の中でも激しいジェットバブルの場所しか空いておらず、それでも浴槽の外で立っている人を見上げながらでは、落ち着いて湯を楽しむことはできない。
露天のお風呂もあるようであり(外に出る余裕がなかった)、お湯も暑すぎず、温泉として本来、楽しめる所なのだろう。2階には休憩処もある。タオルレンタルも安い。ただ、この銭湯価格は逆効果で、せっかく遠くから来る人(私だけではないはず)もいるのたから、もう少し価格的に差別化しても良いと思う。
武蔵小山の商店街が近いのは良い。昔はもっと地元的な銭湯だったのかもしれない。混んでない平日に、またゆっくりとお湯を楽しみに来たい。