【台東区】寿湯 広い露天風呂、上野を代表する銭湯

立派な銭湯。浅草通りと清澄通りの交差点から徒歩1分。銀座線の茗荷谷駅が至近だ。朝11時の開店に、かなりの人たちが並んでいた。フロントにはお姉さんが二人。学生さんだろうか。レンタルタオルセットが70円。せっせと配っている。ロビーには飲料や着替えなどの他に駄菓子も並べてある。昔の銭湯のようだ。

若い経営者による、伝統的かつ革新的なセンスに溢れた銭湯。スマホによる閲覧を前提としたホームページから、最新ニュース(薬湯、イベント等)が発信されています。「銭湯の常識を超えた様々なお風呂が楽しめる新しい空間です。」上野の寿湯さんは、間違いなく、次世代の銭湯を力強く牽引する、リーディング銭湯の一つです。

浅草通りと清澄通りの交差点から少し歩いて、中の方の道へと入ると、立派な構えの銭湯屋根が見えてきます。銀座線の茗荷谷駅が至近です。冬の日の午前11時。開店を待つ人たちが並んでいました。視認性の高い電光掲示板では、営業時間やサービス内容が積極的にアピールされています。

玄関をくぐると、フロント式の番台カウンターを挟んで、学生っぽいお姉さんが二人います。レンタルタオルのセット(70円)を配っています。休憩ロビーには、飲料や小物の他に、駄菓子も並べてあります。子供達には、きっと好評だと思います。

脱衣場に入ると、上がりの階段が目にとまります。見上げると、2階にも着替え用ロッカーが並んでいます。2階へ上がると、脱衣場の天井を触れます。濡れたタオルを絞るためのバケツまであります。ドライヤーや綿棒など、小さな所にも気が回ります。

大浴場へ。やや熱めの薬湯と、丁度よい温度のジェットバブルの大浴槽が並んでいます。屋外へのドアを開けると、広めの露天風呂があります。この日はミルク湯。真っ白な湯面から、また白い湯気が立ち上っています。露天風呂の湯加減は、少し温めで、長く浸かっていられます。見上げるとマンションのベランダが見えます、あまり気にしないことも大事です。

露天風呂の奥は、サウナへと続いています。手前には「洞窟水風呂」があります。壁にはセイントセントーのマンガ新聞や、銭湯の効能、薬湯の説明などが貼られています。

ホームページによると、寿湯さんの経営者は、地元では有名な銭湯ファミリーの三男で、ご長男はスカイツリーに近い「薬師湯」を、ご次男は鴬谷の大型ビル銭湯「萩の湯」を経営しているようです。いずれも特徴のある素晴らしい銭湯。今後の発展が、とても期待されます。

ストリートビュアーで、銭湯の内部を公開しています。

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