コロナビール エクストラ 生産再開の日は…

ほぼ一か月間の休止期間を経て、久しぶりに文章を掲載します。スーパー銭湯や喫茶店は営業自粛、図書館も閉鎖となると、このホームページの趣旨として残された手段は、お酒を飲むことくらいしかありません。自粛期間中には、きっと多くのアルコール中毒患者が生まれると思います。私もその一人にならないように、気を付けます…。

さて。ドンキホーテで「話題の商品!」として売られていたのは、メキシコが製造する「コロナビール」。不謹慎な!と思うかもしれないけれど、その名前のみによって、まさに風評被害が直撃した代表的な企業といえる。コロナビールも、そこで働く従業員も、その家族も、風評の被害者だ。そんな会社のビールを大型ロットで購入するドンキホーテに、男気すら感じる。単なるセンセーション狙いではない・・・と思う。

2020年4月2日に、コロナビールを製造するメキシコの「グルポ・モデロ社」は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「コロナビールの生産を一時停止する」と発表した。メキシコ政府は、必要不可欠でない産業は活動を延期すべきだ!要請したそうだ。メキシコ政府発表によると、4月2日までに1,510人の感染を確認し、50人が死亡。感染拡大を受け、政府は3月30日、保健非常事態を宣言。一部の州では酒類の販売が禁じられたり、販売時間が規制、ビール工場は操業停止を求められていたそうだ。

アルコール度数は4.5度。酸化防止剤の「アスコルビン酸」入り。 栄養素のビタミンCと同じような働きがあり、ラクトン構造を持つ有機化合物の1種であるそうだ(?)。 食品添加物の酸化防止剤として広く使用されている。飲料の栄養表示としても、「酸化防止剤(ビタミンC)」という記載は、よく見かける。

355mlの細長い缶ビール、日本では珍しい。グラスに注いでみると、透明なビール色。口当たりもよい。キレ、コク、ガツン的なものは無いけれど、スッキリとした感じののど越しで、スーッと飲める。ラテンアメリカーナな太陽の下で飲むスタイルが似合いそう。販売再開されるような世の中に、早くなってほしい。

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