やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる暮らし方・考え方(わたなべぽん)

週末になると、なんとなく部屋の掃除をしたくなるものだ。日経新聞日曜版の書籍広告の中で目にとまった。ステイホーム推奨期間中、特にやることがない読者が、ターゲットにされているようだ。自分もその一人だということは否定できない。身の回りの整理整頓をテーマに、ご夫婦二人の生活を背景に、みやすいマンガで紹介している。

「わたなべぽん」さんは、「スリム美人の生活習慣を真似したら1年間で30キロ痩せました」シリーズや、「ダメな自分を認めたら部屋がキレイになりました」シリーズといった実録コミックエッセイを数多く著している。

大きく分けると三つの構成で、家の中(炊飯器、テレビなどの実物整理)、身の回り(メイク、服などの生活スタイル)、心の中(人間関係)を対象としている。メイクやファッションなど、女性向けのテーマが多い。インターネットやスマホについては、男性でも十分に参考になる。

例えば、友達関係。少し距離をおいてみること、友達関係は休んでもいい、と思うこと。自分だけの趣味や時間を大切にすることも大事。

「スミマセン」を「ありがとう!」へ置き換えること。相手も自分も嬉しい気がする。へりくだることなく、同時に自分も大切にすることができる言葉になる。

人生は無理やりに充実させるものではない。なんとなく疲れたら、少し身軽になって、本当に自分に必要なものだけを選んでみるのも、いいかもしれない。

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