【北海道】白銀荘のお正月

2024年の正月休みに、北海道の富良野にある白銀荘(吹上温泉保養センター)へ行ってきました。

白銀荘の最寄り空港は旭川空港ですが、そうだ、白銀荘にいこう!と決める前に、羽田と新千歳間の航空券を買ってしまっていたので、かなり遠回りなのですが、札幌駅から旭川駅を特急電車で経由して、富良野線で上富良野駅へ向かいます。旭川に一泊して、早朝に出発進行!富良野線の車窓からは素晴らしい雪景色が楽しめました。

JR上富良野駅は、とてもきれいでシンプルな駅。雪化粧がとても良く似合います。親切な女性の駅員さんが、バス停の場所を教えてくれました。

JR上富良野駅から、中型のバスで30分ほど。白銀の雪色に染まった山道を登ります。バスは一日3便で、利用した日は無料でした(ありがたいです)。私の他には韓国の方が2人だけ。運転手さんに「白銀荘までお願いします。」とお伝えします。

朝9時過ぎの一番便は、空いていて快適でした。帰る頃の夕方には駅の待合室も、やや混み合っていました。朝がオススメです。

バスは粉雪の中を走ります。真っ白な雪景色に思わず見惚れてしまいます。思わずに雪兎とかエゾシカの姿を探してしまいます。

朝の9時半過ぎに現地到着。ロビーのお客さんは数名ほど。親切なカウンターの方が、館内の説明をしてくれました。

お風呂は10時から。暖簾の前の椅子に腰掛けていると、地元の高齢の方々が集まり始めます。明けましておめでとう、という声が聞こえてきます。

セルフロウリュができるサウナ室。独特の木の香り。朝イチなので空いています。小窓から日が差し込んできて、安らかで、いい感じです。香料が添加されていない、天然水のロウリュ水。新鮮な清々しい蒸気を発します。

整い椅子は2脚のみですが、絶好のポジションです。見上げると、実に見事なダークブラウン調のヒバ木製の壁が、高い天井まで続いています。立派な高さ。ポケーっとした顔で、つい口を開けながら眺めてしまいます。

二階には休憩室があります。座布団を並べてゴロ寝ができます。二段ベッドや和室のある宿泊棟もあるそうです。宿泊施設としても魅力的です。

小さな調理コーナーがあります。電子レンジは、とても助かります。湯呑みをお借りすることもできます。自販機コーナーには冷凍ピラフ、ビールにアイスクリームまで揃っています。

駐車場の周りには、緩やかな斜面があります。スキーを装着して、周辺で滑降を楽しむ人たちも。ボブスレーのようなソリもレンタルできます(今年から500円とのこと)。

昼過ぎになると、外国人も含む観光客で賑わってきます。ロビーで美味しい甘酒を振る舞っていただきました。体と心がとても温まりました。ありがとうございました。

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