ティーチャーズ。1863年に、ウイリアム・ティーチャーズが生み出したスコッチ。色は、美しい茶褐色。香り、さわやかスモーキー。熟したリンゴや、洋梨のよう。味わい、力強いコクとシルクのように優しい風味。そして、余韻。豊かな風味がゆっくりと消えていく、バランスの良い後味、と来たものである(全て宣伝文句の通り)。
ここまで褒め称えると、たとえドン・キホーテで798円だった、といっても、美味しさ100倍にも感じるものだ。ウイスキーのみならず、お酒はイメージが大事なのだ。
炭酸に入れてみる。夏には氷を入れた、ハイボール風の飲み方が一番だ。うん、たしかに、スモーキーな感じがする(煙ったい?)。スコッチやらバーボンやらの呼び名は、単なる産地の違いであろう、と思っていたけど、なかなか。英国の風味すら、感じる。