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本の紹介

鬼平犯科帳 8 愛すべき剣友・三馬之助

夏も終わりかける9月初旬に、嫁さんと二人で、北鎌倉の円覚寺を参拝した。紅葉にはまだ少し早い季節。セミの鳴き声に残暑を感じつつ、草むらからは虫の声の聞こえてくる。過ごしやすい季節。禅の心「ほどほどがいい」という言葉が馴染みます。第8巻。「明神...
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鬼平犯科帳 7 「剣客商売」小兵衛登場?

個人的には「はさみ撃ち」が一番の傑作だと思う。引退した大盗賊、万屋小兵衛老人は、「剣客商売」から出てきたかのようだ。長谷川平蔵との、夢の共演といってよい。鬼平も「ああいうのが、真の大盗賊というものだ」と褒めている。何だか嬉しくなってくる。相...
銭湯・温泉

稲城温泉・季乃彩「 ときのいろどり」特産の梨が美味しそう

小田急線の南多摩駅から徒歩5分。城山公園までの坂道を登っていく人の多くは、この温泉を目指している方々です。まるで山の上にあるお城の様に立派な建物です。蝉たちの声がまだ力強い、残暑の9月に訪問しました。源泉かけ流しアルカリ性の黒湯は、肌がキレ...
旅行記

藤子・F・不二雄ミュージアムが再開しました

向ヶ丘遊園地の跡地の一角にあります平日に夏休みが取れました。稲城温泉に行こう!と思っていましたが、グーグルマップで「気になる」場所が偶然にも目に止まり。自称ドラえもん博士たる小生としては、是非とも訪問したくなりました。向ヶ丘遊園駅から徒歩2...
旅行記

夏の御岳山をテクテク上る(後編)頂上でサイフの中身に気づく

夏の御岳山、爽やかな風の吹く林道を登ります。徒歩40分のはずが、もうすぐ2時間。テレワークでなまった足腰が、「なぜケーブルカーに乗らなかった!」と、抗議の悲鳴を上げています。おそらく2日後には、筋肉痛がやてくると思います。「じゅうやっくぼ」...
旅行記

夏の御岳山をテクテク登る(中編)乗り遅れたケーブルカーを見上げて

乗り遅れて乗車できなかったケーブルカーのカラフルな背中を見上げつつ、リュックに付いた蜘蛛の巣(とクモ)を降車してさしあげたところまでが、前編でした。ケーブルカーへの思いを断ち切って、登山口へ進みます。片道600円がもったいない、足腰を鍛える...
旅行記

夏の御岳山をテクテク登る(前編)つるつる温泉を目指して

猛暑も名残りがちに過ぎ去ろうとしている2020年の8月下旬。平日に夏休みを取って、御岳山に登ってきました。新宿から1,000円以内で来れる奥多摩は、気軽なハイキングに最適です。今回は、御岳山から日ノ出山へ渡り、「つるつる温泉」を目指すプラン...
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「バッタを倒しにアフリカへ」研究への情熱を感じます

バッタ研究者である、前野ウルド浩太郎さんの作品です。バッタ研究を志して、単身で西アフリカのモーリタニアへ渡った著者の、研究を続けるための活動日誌が生き生きと描かれています。食糧危機に直結するバッタ問題を解決しよう、といった形式ばった心構えが...
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派遣添乗員ヘトヘト日記(梅村達) 痛快なコラム集! 読み返す価値あり

本書は、66歳を迎えたツアー添乗員(本職はライター)による、派遣添乗員の業務のに日常を綴ったコラム集です。「添乗員自身がなげく日雇い派遣、ほとんど憂鬱、ときどき喜び、生活と痛みのドキュメント」という説明のとおり、面白い内容で文体も読みやすく...
喫茶店

淡路坂珈琲 お茶の水店 写真より豪華なホットサンド

秋葉原駅とお茶の水駅の間、総武線の高架下にあります。ブレンドコーヒー500円は少し高めですが、モーニングやランチではお得なセットを付けられます。電車の線路の下にあっても、音はさほどに響きません。店内には軽快なジャズが流れています。年中無休、...