【江戸川区】鶴の湯 露天にサウナ 黒湯の天然温泉

船堀駅に江戸川区役所が移転されるそうです!「東京で最も駅から遠い区役所」という悪評判が解決されます。竣工は2026年度とも。通勤で船堀駅を通るたび、期待が高まります。

さて、江戸川区の船堀駅は、知る人ぞ知る温泉地です。船堀駅を中心に温泉設備が4軒もあります。まねきの湯、あけぼの湯、乙女湯、そして鶴の湯です。黒湯を基調に、微妙に成分が違います。「乙女湯」は、温泉効能を有さないことが明記されている点、清々しさすら感じます。効能だけにこだわらず、雰囲気、お湯加減、地域の人情(ちょっとマナーがワイルドな方も)、女将さんなど、温泉力は総合力だと思います。

ここ「鶴の湯」は「源泉かけ流し、黒湯天然温泉」とあります。一般に「源泉かけ流し」とは、源泉をそのまま浴槽に注ぎ込んで、浴槽内での循環ろ過はさせないこと。多くの温泉は源泉が冷たいため、加温して使われています。鶴の湯では、露天風呂、内風呂、そして「水風呂」にも!源泉が使われています。

船堀駅から住宅街の中を5分程度、歩きます。開店直後には地元の方々が並びます。サウナに入るなら、開店直後よりも、夕方5時以降、第一陣が去った後の方が、比較的すいているそうです(女将さんに聞きました)。番台カウンターの前が共用の休憩コーナで、アイスや冷たい飲み物を片手に、テレビが見れます。冷蔵庫には瓶詰めのコカコーラが並んでいます。親戚の家に遊びに来たような懐かしさを感じます。

広くて新しい脱衣所には、サウナ利用者には嬉しい、ポカリスエットの自販機があります。最新のマッサージチェアも。サウナ室の手前には黒湯源泉を用いた水風呂があります。タイル絵はシンプルな水色。そして快適な露天風呂。ちょうどよい広さの岩風呂では、空を見上げることができます。鶴の湯のホームページからはグーグルインドアビューが体験できます。

湯あがりの帰り道では、夕焼けに照らされてオレンジ色に染められた、「船堀タワー」が見えます。東京スカイツリー、東京タワーと並んで「都内三大タワー」の一つに数えられる「ことも」あるそうです。展望台までの無料高速エレベーターで、夜景を楽しめます。お風呂上がりにもオススメです。タワーは21時30分まで営業しています。展望タワーのホームページでは、東西南北、風景の動画が楽しめます。コロナ禍の外出自粛が解除されたら、ぜひ登ってみたいと思います。

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