都営新宿線の西大島駅から徒歩8分程度。天気が良ければ気持ちの良い散歩コースだ。小名木川に架かる橋を渡って行こう。運が良ければ水陸両用船に会えるかもしれない。横十間川へ続く水面と両岸の緑の散歩景色を眺めていると、水の都とは言わないまでも、江東区が河川に恵まれた場所だということを理解できる。
アリオ北砂は、イトーヨーカドーを中心とした大型ショッピングモールで、2010年にJR貨物の貨物駅だった小名木川駅の跡地に建設された。当時は「都心最後の大型複合商業施設」なんて言われていた。100を超える店舗がシノギを削っている。入れ替わりも激しいようだ。まだまだ活気のある「砂町銀座商店街」からも近く、人情味のある商店街とカジュアルなアリオ北砂は、どうやら共存しているような気もしてくる。
コーヒーは、普通に、普通である。サンドイッチを「チリチキン」にしたが、結構、辛い。舌が辛さに痺れつつ飲む、熱いコーヒーの味は刺激的だ。あまり相性が良くない。五月の連休が明ければ、初夏と言ってもいい季節がやってくる。そろそろアイスコーヒーのほうが良いかもしれない。
一緒に来た子供は、タコ焼き「銀だこ」へ向かった。1,000円札を渡したら、税込み500円で6個入りを2つ買ってきて、全て一人でホクホクと平らげていた。平成最後の「8の付く日」はスタンプが3倍だそうで、6個のスタンプが押された銀だこカードをもらってきた。一つの83円のタコ焼きは、外はカリカリ、中はアツアツ。子供にとっては、冬でも夏でも、タコ焼きは変わらずに大好物のようだ。