ナビタイム!コーヒー 優雅な時間の過ごし方(2019成都_04)

さて、機内食も十分に楽しみ、プレミアムモルツも美味しかった。時計を見ると、目的地までは、まだ5時間もある。なんて優雅な時間なのだろう。平日の5時間といえば、朝から集中して、一仕事や二仕事終えて、すっかり消耗?しているだろう。休日の5時間ならば、さてどこに行こうだとか考えているうちに散歩に出て、お馴染みの町内周辺コースを歩きながら季節のちょっとした変化をみつけているか、ワイシャツにアイロンをかけたりベランダのプランターを掃除したり風呂場の普段は取らない汚れを歯ブラシなどでゴシゴシしているうちに、過ぎ去る5時間程度である。

コーヒーを飲むべきか、もう一杯のお酒(ワインなど)を飲むべきか、迷うところだ。コーヒーを飲むと、目が冴えてくると思われる。これから機内の個人のディスプレイで選べる映画を見ようと思うならば、コーヒー一択である。昨年に子供たちと一緒に見た「ドラゴンボール超ブロリー」が早くも機内放映用に準備されていたし、最新のハリウッド映画も選べる。少なくとも2本は楽しめるだろう。

もしもお酒をもう一杯飲んだのならば、きっと眠くなるだろう。時刻はすでに夜の7時を回っている。5時間もぐっすり眠れれば、すっきりして起きれるだろう。だが、深夜に現地に到着したときに、十分に睡眠をとってしまっていたのであれば、本当の夜の到来に、目が冴えて眠れなくなるかもしれない。

と、そんなことを考えながらも、コーヒーを飲んでいることに気が付いた。結局、映画も見ることはなく、図書館から借りてきた、鴻上さんの「不死身の特攻兵」の文庫本を開く。やがて機内の照明が落とされた後も、個人灯を照らしつつ、コーヒーを少しずつ飲みながら、一気に読み進める文庫本というのも、また、飛行機という貴重な時間の使い方だと思う。

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