ボジョレー・ヌーボーとは、ボジョレー村で造られる、11月の第三木曜日が解禁の、試飲用の新酒であるという。なぜそんな限定された地方のお酒が、こんなにも一般的に大々的に大量生産されてスーパーに並べることができるのか不思議だが、イベントとして深く考えずに文化に取り入れてしまえるのは、日本の文化度の許容性の高さというか、柔軟性というか、何なのだろう。
ちょうどこの季節は、小生の誕生日である。これから毎年、妻が買ってきてくれることになった。ありがたいことだ。妻いわく、「今年は、当たり年」なのだそうだ。店員さんが言うのだから間違いないそうだ。きっとそうなのだろう。
記念イベントとして楽しみながら飲もう。乾杯!爽やかな刺激のある味がする。若い味だ。舌の先に酸味すら感じる。個人的にはフルボトル的な、ポリフェノールたっぷり濃厚甘口ワインが好きだが、このような新鮮な味もたまに飲むには良いと感じた。華やかな気分になる。
個装のチーズを一緒に口に含む。気がつくと、ボトル一本が空になっていた。ワインはポリフェノールの働きで、体に良い、という。明日は日曜日。小学校の地域祭りのイベントで、学校委員として朝早くから手伝いに行く必要がある。早起きは明日の私に任せよう(笑)。