函館市の夜景が楽しめることでも有名な函館山は、別名を「臥牛山」というそうだ。函館空港で購入したもの。千歳鶴というのは札幌の地酒ブランドで、札幌にある日本清酒という会社が作っている。夜景の美しいパッケージデザインだ。これとは別に、山廃仕込みの純米酒で同じく臥牛山というお酒があり、そちらは高級酒だ。
ちなみに、このアザラシ君は、ワンカップ酒と雰囲気が合っていて、写真映りが良いと思う。まるで自信をもってオススメしているような様子。ナカナカの役者ぶり。
ワンカップ函館臥牛山。帰宅後に、冷蔵庫で少し冷やしてから、かぷっと開けて、飲んでみた。あら、すっきりとして、そこそこ美味しい。米、米麹、醸造アルコールのお酒。糖類や添加物の表示は見当たらない。目を閉じれば、あの素晴らしい、函館の夜景が浮かんでくるようだ(臥牛山には登っていないけど)。
函館の粉雪のように、サラリとした飲み心地。ワンカップならではの、気軽で庶民的な風情も感じる。函館の夜景だって、気取らずに眺めたほうが、素直にきれいだなあ、と思える。あの一つ一つの光は、人々の生活の光だ。夜の闇を背景にして、それぞれが個性的に輝きながら、この素晴らしい夜景を作り上げている。(函館山には昇っていないけど。)