JINRO 限定デザイン 鏡月との違いは割水にあり?

6月に入り、やや蒸し暑くなってきた。冷たいお酒が恋しくなる。先月に飲んだ韓国焼酎「チャミスル」がスッキリ感があり美味しかったので、JINROの1,800ml、限定デザインボトルを買ってしまった。

「主原料は米と麦。これらを限りなく不純物を取り除くスーパーアロスパス製法(5回連続で蒸留)で蒸留後、韓国馬山の地下水をブレンド。だからスッキリ。」このスーパーアロスパスとは、焼酎を蒸留する際に、水を加えて希釈しながら蒸留を連続して重ねる製法のようだ。限りなくピュアなアルコールを製造することができる。

アルコール度数が90度以上になるまで蒸留した後に、割水を加え、味覚を付けて精製する。ジンロの場合、割水は「韓国馬山の地下深水をブレンド」とある。韓国南部の釜山市近くに、海に面した馬山市があった(2010年に昌原市へ編入)。古くから港として栄え、170年には自由貿易地域に指定され、韓国の経済発展に大きく寄与した。

ちなみに同じ(ような)味の韓国焼酎「鏡月」は、韓国北東部の国立公園、雪岳山(ソラクサン)の天然地下水を割水としている。ソクラサンは冬場にはスキーも楽しめる自然公園だ。いかにも「澄み切った天然地下水」パッケージデザイン。イメージ戦略としては、鏡月の方が強いかな…?

限定デザインの理由は「日頃のご愛顧に感謝の気持ちを込めて、限定ボトルだけの楽しいデザインを採用いたしました」とのこと。結構なことである。ところが後日に、他のディスカウントストアに立ち寄ったら、100ml増量の「1,900mlボトル」も販売されていた。「日頃のご愛顧に感謝して特別増量」との記載が…。こちらにすれば良かった…。

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