中三依キャンプでコテージ泊(前編)大雨を心配しつつ

2020年の8月下旬。コロナ禍により夏らしい行事もなく、貴重な夏休みが過ぎ去ろうとしていました。加えて、子どもたちの学校も(小、中、高!)、授業日数穫補のため、夏休み短縮、勉強強化登校(補習では無い)、習い事などで、まとまった連休が確保しにくい状況の中、奇跡的に、子どもたちの予定が空いている週末が見つかり、三密を回避しつつ楽しめるアクティビティである「キャンプ」に行ってきました。

「みよりふるさと体験村」は、栃木県日光市にあります。都心からクルマで約4時間。天然温泉「男鹿の湯」が併設されている、「温泉付きのキャンプ場」です。東部鬼怒川線の無人駅「中三依温泉駅」を中心に、元スキー場の土地を改良した、小規模なキャンプ場です。

ここに決めたきっかけは、何かの雑誌の記事で、チラッと見かけたからです。温泉付きで小さいながらもフレンドリーなキャンプ場。浅草駅から電車一本でも訪問できます。高校生になる息子にも、「つまらなかったら、電車一本で、スグに帰れるよ!」と説得し(結果的に、とても楽しんでくれたようでした)、子どもたちを連れての「夏の思い出作り(主に私の)」が実現しました。

7月下旬に予約を確保。キャンプ予定の週末が近づいてくると、不運にも、台風クラスの秋雨前線も、近づいてきました。キャンセルしようかな、と前々日まで悩んでいました。前々日までのキャンセル料は50%という理由でした(せこい)。前日と当日はキャンセル料が変わらずなので、前日には「とにかく行こう!」と考えるようになりました。

前日の現地のウェブカメラや、キャンプ場のツイッターからは、暴風雨の様子が覗えます。大雨や落雷のため、テント組はクルマに避難とか、コテージを特別開放とか。ウェブカメラからは、嵐で何も見えません。近くの道路(五十里湖付近)では土砂崩れが発生、通行に制限がかかり、近くの川では人が流されたとか・・・。気象庁が「記録的短時間大雨情報!」を発表した翌朝、キャンプ場のウェブサイトでは「本日営業!」を発表。小雨のぱらつく東北道を、4時間かけて、現地へ向かいました。ときどき雲間から顔を見せる太陽に、期待を寄せます。

到着したころには、だいぶ小雨になっていました。今回はコテージを借りました。(上の写真は翌朝の様子ですが、翌朝には雨はすっかり上がっていて、快晴でした。)各コテージの横には駐車スペースがあります。夕飯のバーベキューの用意をします。鉄板に焼きそば、肉、野菜などを並べます。薪は受付小屋の前に積まれていて、ペイペイで支払いが可能です。

コテージの裏側には小川が流れています。草を分け入るように小道を降りていきます。冷たくて、とてもきれいな水。サイダーのような青さです。子供たちと一緒に沢へ降りると、雨の影響でやや増水しており、あっという間にスニーカーがズブヌレになりました。

沢の周りは、温度が低いように感じます。ビーチサンダルを持ってくればよかったと思いつつ。青いツユクサが咲いています。

キャンプ場の周囲にはコンビニやスーパーはありません。食材などの買い物は、「ヨークベニマル西那須野店」がオススメです。ダイソーも併設された広い駐車場を持つスーパーマーケット。東北自動車道を西那須野塩原インターチェンジで下りたら、キャンプ場とは反対の方向(東へ)向かうと、10分ほどで到着します。

キャンプ場への山道は、舗装された道路です。昭和の風情を感じる温泉街を通り抜け、さらにその先にあります。小雨の中、カーブや対向車に注意しながら運転します。

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