ドラクエウォークの新イベントで「温泉めぐりキャンペーン」が始まりました。『ウォークぶらり旅キャンペーン』の一環として、全国の温泉地約300箇所に、イベント限定スポットが登場しています。「GoToキャンペーンの一環としてのGoToトラベル」みたいなものです。
東京の温泉スポットは3箇所だけ。大江戸温泉物語(高い・・・)を除けば、どこも遠すぎますので、比較的交通アクセスのよい「川越温泉」に行くことにしました。
指定スポットは「川越温泉湯遊ランド・ホテル三光」なのですが、館内設備や泉質を見ると、今ひとつ・・・。今回は、「ニフティ温泉」や「サウナイキタイ」でも評価の高い「小さな旅、川越温泉」に向かいます。
東武東上線「川越市駅」から徒歩20分。田んぼに囲まれた小道を歩きます。無料シャトルバスなし。バスでも約20分を要します。広大な駐車場からは、遠く日高山系の山並みが眺望できます。開けた土地にある日帰り温泉。何となく、同じ埼玉県にあるお気に入りの「杉戸天然温泉、雅楽の湯」を彷彿とさせます。
多彩なイベントが開催中です。100円払って会員になることが重要です。当日に100円引きが適用され、レストラン「小江戸川越」の特別メニューも割引になります。
店内施設は・・・ホームページをご覧ください。「石の湯」「木の湯」が男女日替わりで楽しめます。脱衣場から浴室に入ると、少し狭い感じもしますが(竜泉寺の湯とか、広い風呂に慣れていると・・・)、ちょうど良い広さです。サウナは露天コーナーにあります。長三角形の広いサウナで、コロナ禍のソーシャルディスタンスでも、10人程度は入れます。館内放送やテレビの音量が大きすぎる気がします。
露天風呂コーナーは充実しています。少し高いところにある「あつ湯」がちょうどいい温度。青空を見上げながら、魂が抜き取られるような気持ちよさです。ツボ湯、寝ころび湯、源泉かけ流しの湯など。「ナトリウム-塩化物質泉、弱アルカリ」は、やや黄色く濁っていて、塩分はほとんど感じられません。長湯をしても、肌には優しそうです。
露天コーナーの休憩スポットが多いので、サウナ後のリラックスには最適です。一人用イスが6脚くらい、リクライニングチェアが2台ほど、寝転べる板のスペースが4人分。水風呂が意外と深くて、キンキンに冷たい!サウナ目的でも十分価値があります。
岩盤浴はありませんが、休憩所は充実しています。寝たら起きられないタタミ大部屋、安眠の世界に吸い込まれそうなリクライニングチェアの部屋。散髪屋、マッサージ、レストランなど、大規模な温泉スパでは無いのですが、必要どころをキチンと抑えています。居心地の良い温泉です。
少し残念な点は、サウナ室内や、露天風呂コーナーのテレビの音量が大きいことでしょうか。せっかく街の喧騒から離れているので、優しいオルゴールや鳥の鳴き声など、この静かな環境を楽しめるような音楽の方が良いと、個人的に感じました。再訪したいと思います。