三国志ファンの方々(私を含む)にとっては、諸葛亮孔明をまつるほこら、武侯祠は、絶対に外すことのできないスポットである。諸葛亮は死後に武侯、と送り名され、中国各地で祀られているそうだ。諸葛亮の主君の劉備玄徳の墓「恵陵」も、武候祠の中にある。蜀(昔の四川省の名前)の初代皇帝となった劉備玄徳、その劉備が蜀の都と定めたのが、四川省成都だ。
武侯祠の広い敷地内には、三国志に登場する多くの武将たちの彫像がある。それぞれに、日本語での説明書きがある。前回、成都へ出張にきたときに一通り眺めていたので、今回は、お土産を紹介したい。
三国志の登場人物たちをデフォルメしたキャラクターの人形。関羽将軍の顔が朱いのは、酔っ払っているのではなく、赤心といって、忠誠心の高さを表している。どれが誰だか、当てられるだろうか。
諸葛亮デイバックは、少なくとも日本ではお目にかかったことがない。大人が背負うには少しお茶目に見えるかもしれない。劉備よりも、諸葛亮と関羽将軍が人気商品ランキングのようだ。がんはれ大将。
カッコイイ帽子だ。右側の、「単騎にて、千里を走る」なんて、関羽将軍のファンなら、絶対に購入すべきである。羽のウチワが描かれているほうには、Mr.Kong Ming (ミスターコウメイ)と書かれている。クールだ。
そして、この、羽のウチワである。左側のやや大衆的な方は、15~22元(300円位)で、右側のややそれっぽい方は、50~65原液(900円位)である。杜甫草堂の中にある小さな小屋が、安かった。買い求めようと思ったが、我が家には猫がいるので、すぐに爪でバリバリにしてしまいそうだったので、見送った。